2015年11月30日月曜日

両手打ちバックハンドの青写真:スタンス(その3):フロリアン・メイヤー

スタンス-03 クローズド・スタンス

クローズド・スタンスは、コーナー付近で多く使われます。オープン・スタンスは、さらに追い込まれた状態の時に使われることが多いです。

プロの試合では、クローズド・スタンスで打つのを多く見ます。なぜなら、お互いに相手を振り回すからです。

クローズド・スタンスでは、後ろ足に体重をかけるところまでは、ニュートラル・スタンスと同じですが、その後前足を、大きく斜め前に踏み出します。


クローズド・スタンスでは、後ろ足を開放するのが非常に大切です。後ろ足を開放しなければ、パワーを生み出せません。

コンタクトの時に、後ろ足が地面から離れているのが通常です。


そして、コンタクトの後に、後ろ足が回ってきます。コンタクトと同時に後ろ足が回ってくるのは、避けてください。


後ろ足を開放しないで、下の写真のようにスウィングしたのでは、絶対にパワーは出ません。


下のビデオにように打ってください。



素振りでの練習

最初は、ゆっくりと行ってください。

コーナーに動きながら、後ろ足をセットしますが、ニュートラル・スタンスに比べて時間がないため、前足の踏み出しも、動きながら行うような感じになります。

重要なことは、後ろ足を開放することです。打ち終わった後、後ろ足がまわってきます。


非常にゆっくりとしたスピードで素振りを繰り返してください。

フィーリングがわかってきたら、スピードを上げていきます。自然におこなえるようになるまで、繰り返してください。

プログレッシブ・システムを使って、徐々に難易度をあげていくようにしてください。

以上

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