私は、30歳のころからテニスを始めたウェークエンドプレーヤーです。本日時点で56歳です。
テニススクールに通って、はじめてからの数年は、毎週うまくなっていくのを実感していました。
しかし、ウェークエンドプレーヤーの常として、当然あるところで頭打ちになりました。
その後は、体を動かしての健康維持の一環として、テニスをなんとなく続けていたのが実態です。
転機が訪れたのは、40歳半ばのころです。当時、英語を身につけようと躍起になっており、英語学習の一環で、テニス・インストラクションのDVDを。アメリカのアマゾンから購入しました。
今からみると、卓越した内容とはいえないものですが、日本のテニス本やDVDの内容からすると、レベルが違うものだったのです。
このDVDを参考にして、ドライブ・トップ・スピンのフォアハンドが打てるようになるものか挑戦してみました。それほど時間もかからず、こんなおじさんでも、打てるようになることがわかりました。
当時通っていたテニススクールでは、あなたのような年をとったウェークエンド・プレーヤーがトップ・スピンのストロークに挑戦するのは無謀です、といった感じでしたので、日本と世界の指導方法の違いを実感してしまいました。
その後、ニック・ボロテリ・テニス・アカデミーのDVD(VHSビデオは、2000年ごろに発売されていたようですが)が発売され、それを購入すると、テニスが上達したいという思いが増すとともに、実際にいろいろと試してみるようになりました。
シングルスの試合にも挑戦するようになり、ひたすら上達の道を求めて、DVDやインターネットの教材を探しまくりました。
ニック・ボロテリ・テニス・アカデミー(錦織選手もお世話になったところです。)
デイブ・サミュエル(イギリスのトップ・テニス・コーチです。)
USPTA(アメリカのプロ・テニス・コーチの協会です。)
上記、3つの組織、個人が出版したDVD等が、大変役に立ちました。
もちろん、マス・マーケットに流通しているDVDのすべてが内容の優れたものではなく、90%はほとんど役立たずでした。
そうこうしているうちに、インターネットのスピードが加速され、今ではインターネット上での、オンライン・インストラクション・コースが主流となっています。
とても優れたテニス・コーチがいたとしても、実際に会わなければ話を聞いたり、レッスンを受けたりできない時代から、世界中どこからでも、トップ・コーチのアドバイスを受けられるようになってきています。
ただし、英語力が必要です。
このブログでは、私が選りすぐった(危ないかもしれませんが)、世界のテニスのトップ・コーチの教える情報を、テクニック、戦術、メンタル、フィジカルの分野に分けて、日本語で紹介していきます。
なるべく著作権侵害にならないように、はしょって紹介するのですが、つきつめればかなり危ない橋を渡っているような気も。
ちなみに、現在の私のテニスのスキルレベルは、NTRP(アメリカのテニス評価システム、絶対値で自分を評価)で、4.0強です。4.5と言い切れるようになりたいものです。
また、私の英語力は10年ほど前に、TOEICで855点です。現在は日本のアニメの英語吹き替え版を、アメリカのアマゾンから購入して鑑賞するのが、テニスの次に趣味となっております。時に理解ができない英語を憶測で訳すこともありますが、ご容赦願います。
テニスの上達の方法がわからない、日本の情報難民の手助けになればと思います。
2015.11.28 改定