2015年11月6日金曜日

両手打ちバックハンドの青写真:基本(その4):フロリアン・メイヤー

基本-04 スタンスとスロット・ポジション

ユニット・ターンの次は、スタンスとスロット・ポジションについてです。

前足を踏み込んで、ニュートラル・スタンスをとります。両足を結んだ線は、シングルス・サイド・ラインとほぼ平行になります。ニュートラル・スタンスは、基本となるスタンスでとても重要です。

クローズド・スタンスやオープン・スタンスについては、別の章で紹介します。

しっかりとした両手打ちバックハンドを確立するためには、ニュートラル・スタンスで練習することが重要だと信じています。

ニュートラル・スタンスを取った後、膝を曲げて、ラケットは低い位置に移動します。スロット・ポジションです。

スロット・ポジションは、体に近い位置となります。体から離れてはいけません。とても重要なことです。ここから、インサイド・アウトにラケットを振ることになります。

スロット・ポジションでの腕の形は、いろいろですが、決まりはありません。私の場合は、左腕がほぼ真っ直ぐに伸びますが、ほんの少し曲がっています。アガシは、両腕がほとんど真っ直ぐです。
アンディー・マリーは、左手が真っ直ぐに伸びます。女子プレーヤーの場合は、両腕が曲がっていることが多いです。あまりお勧めはしませんが。

私としては左腕が、ほぼ真っ直ぐで、ほんの少し曲がった腕の形をお勧めします。しかし、決まりはありません。

重要なことは、適切なグリップで、体の近い位置に、スロット・ポジションを持ってくることです。






以上

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