2015年11月23日月曜日

両手打ちバックハンドの青写真:よくある問題(その12):フロリアン・メイヤー

よくある問題-12 アウトサイド-インのスウィング

パワーがでない問題のひとつに、アウトサイド-インのスウィング・パスがあります。

トップ・スピンのショットにおいては、フォアハンドでも、片手打ちバックハンドでも、両手打ちバックハンドでも、インサイド-アウトのスウィング・パスが必要です。

インサイド-アウトとは、体の近くから、体から離れたところに、スウィングをするということです。そうすることで、パワーを生み出します。


アウトサイド-インとは、体から離れたところから、スウィングを始めて、ほぼ真っ直ぐに前に振ることをいいます。

アウトサイド-インと呼称していますが、実際はほぼ真っ直ぐに前に向かいます。

アウトサイド-インのスウィング・パスは、アンディ・ロディックが持っていた問題です。このために、ロディックのバックハンドは、プロの中では弱かったのです。



矯正の仕方

最初に、グリップに問題がないかどうかチェックしてください。

ロディックは、右手のグリップに問題があったため、アウトサイド-インのスウィングになってしまいました。

グリップの項目をチェックして、グリップが許容できる範囲に収まっているか、確認してください。


グリップの次は、スロット・ポジションに焦点を当ててください。

スロット・ポジションで、腕が体の近くにあれば、インサイド-アウトでスウィングできます。

インサイド-アウト・ヒッティングのドリルも行ってください。

実際の試合で、逆クロスへバックハンドを打つことは考えられませんが、インサイド-アウトのスウィング・パスを身につけるためには、非常に有効です。

以上

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