2015年12月28日月曜日

テクニックの改善に取り組むべき理由(その4):フロリアン・メイヤー

テクニック面

今までの説明で、通常は、限られた時間の使い方として、テクニック面の改善に取り組むのが、最も効果的であることがわかっていただけたでしょうか。

ほとんどのリクエーショナル・プレーヤーは、テクニック面の問題が、最低ひとつはあります。サーブが弱い、バックハンドが弱いというのが、よく見られるパターンです。この2つを、私は何度となく見てきました。

ストロークのたったひとつでも弱いということは、試合でのプレーのレベルを制限してしまいます。

リクエーショナル・プレーヤーにとって、テクニックをしかっりと身につけることは、プロ・プレーヤーにとってよりも重要です。

理由は、調整能力にあります。プロ・プレーヤーは、通常高いレベルの調整能力を持っています。この能力により、テクニックが崩れた時でも、うまくコンタクトを行うことができます。

リクエーショナル・プレーヤーは、通常そういった調整はできません。もし調整ができれば、バックハンドのテクニックに問題があっても、コンタクトの直前にラケットを適切な位置に調整し、ボールをうまく打つことが可能です。

問題は、通常のリクエーショナル・プレーヤーは、そういった調整能力がないということです。ですから、効率的なテクニックがより重要になります。テクニックの改善に時間を割くことの理由です。

テクニックの改善は、教えることが難しいものですが、最も効果的です。コート上ではテクニックの改善に時間をかけるのが最善だと、私は信じています。

以上

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