2015年12月15日火曜日

片手打ちバックハンド:テニスの基本の開錠(その2):ジェフ・ソルゼスティーン

片手打ちバックハンド-02 グリップ、レディ・ポジション、ファースト・ムーブ

片手打ちバックハンドの基本を練習するのは、楽しいことです。ここでは、グリップ、レディ・ポジション、最初の動き(ファースト・ムーブ)について、見ていきましょう。

これらが、正しく行えれば、以降の動きは流れるように進んでいきます。ドミノ効果のようにすべてが正しい方向に進んでいきます。

もし、これらのうちのひとつでも間違っていれば、次の段階もうまくいきません。


グリップからですが、ひとつ注意しておきたいのは、下の写真のように手のひらに角度をつけて、ラケットを持つことです。人差し指も離してください。より感覚が研ぎ澄まされ、いろいろな手の動きが、可能になります。



下の写真のように持つのは好ましくありません。私はブロック・グリップと呼んでいます。プロ・プレーヤーでこのグリップを使っている人もいますが、あまりお勧めはできません。



イースタン・グリップ、セミ・ウェスタン・グリップのどちらが、あなたのテニスにあっているか試してみてください。セミ・ウェスタン・グリップは、トップスピンを容易に生み出せますが、どちらかといえば、上級者向けです。


次に、レディ・ポジションです。

通常は、下の写真の様にフォアハンドのグリップで、レディ・ポジションを取ることを薦めています。ここから、バックハンドを打つには、グリップ・チェンジが必要となります。



グリップ・チェンジがうまくおこなえず、バックハンド側に支障が出るようであれば、バックハンドのグリップで、レディ・ポジションをとることも選択肢のひとつです。下の写真の様にです。



ラケットの先端は、斜め上を向き、体の左側に位置します。

下の写真のように、体の正面で腕を伸ばして構えるのは間違いです。腕はリラックスさせてください。



レディ・ポジションからは、下の写真のようにファースト・ムーブを行ってください。ラケットの先端は斜め上を向いたまま、高い位置にあります。低く下ろしてしまわないようにしてください。腕はリラックスして、体との距離を保ちます。腕を伸ばしてしまって、ラケットが体から離れすぎないようにしてください。


こうすることで、ステップ・インしてラケットヘッドを落として、スムースにスウィングすることができます。





以上

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