2015年12月28日月曜日

脚力強化おてがるエクソサイズ(その1)

フロリアン・メイヤーの薦める脚力強化おてがるエクソサイズの紹介です。

元のユー・チューブ・ビデオはここです。
https://www.youtube.com/watch?v=-wC2wXpOJrQ


脚力強化のためのランジ

本日は、とてもシンプルかつ効果的な脚力強化のエクソサイズを紹介します。

脚力はテニスにとってとても重要ですが、ほとんどのプレーヤーはそのことを理解していません。

テニスの試合の準備に、耐久走を行う人々をよくみかけます。テニスのポイントをプレーする場合には、短い距離を動き、カバーする必要があります。ポイント中それを何回か繰り返します。理想としては爆発的に動くことになります。その後20秒間休み、試合中このサイクルを繰り返します。

それゆえ、テニスの試合に備えるには、耐久力よりも、瞬発力と脚力に焦点を当てる必要があります。

私の経験では、ほとんどのテニス・プレーヤーは、単にテニスをたくさんするだけで、必要な耐久力を得ることができます。

私がお見せしたい基本のエクソサイズは、ランジと呼ばれています。このエクソサイズのいいところは、特別な道具がなくても、どこでもできるということです。怪我をしていなければ、脚力を強化するために、誰でも行うことが可能です。


では、やってみましょう。よくみえるように横を向きます。

足は肩幅位に開いてはじめます。片足を大きく前に踏み出し、ランジ・ポジションまで沈み込みます。

ここで何点か気をつけて欲しいことがあります。膝は、ほぼ踵の上部に位置するようにしてください。膝が、つま先より前にでないようにです。膝に負担がかかります。そのためには大きく前に踏み出すことが重要です。

ランジ・ポジションでは、後ろ足の膝はほとんど地面につくように下げます。こうすることで柔軟性を身につけます。後ろ足はつま先で支持するようにします。ここから、けり返して最初の姿勢に戻ります。

左右交互に行ってください。左足を大きく前に踏み出します。ランジ・ポジションまで沈み込みます。後ろ足の膝は地面に付くぐらいで、前足の膝はほぼ踵の上です。手は腰に当てます。ここからけり返します。

何回か連続してやってみましょう。ランジ・ポジションでは、けり返す前にほんの少し静止してください。ほんの少しです。



ランジ・ポジションでは沈み込んで、元に戻ります。もう一度です。

このエクソサイズでは、体幹の安定性も必要になります。何回も繰り返します。脚力の強化とともに、体幹の安定にも役立ちます。


このエクソサイズの進展を計測するようにしてください。疲れてランジができなくなるまで、何回かを数えればいいだけです。

最初は10回かもしれません。次に行うときは12回でしょう。何週間したら、20回か30回かできるようになるでしょう。何ヶ月後には、強い脚力を得て、100回行えるようになるでしょう。

私が生徒とよくやる、もうひとつの進展の計測の仕方は、テニスコートの回りをランジで移動することです。バックフェンスからスタートして、どこまでランジでテニスコートを回れるか計測します。

最初は半周かもしれません。次第に1周できるようになります。脚力が十分に強化されれば、2周回れるでしょう。


ランジの説明は以上です。簡単にはじめられる脚力強化のエクソサイズでした。脚力は本当に重要です。テレビでプロのプレーを見てください。プロは本当に強い脚力を持っています。

以上

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