コースの構成は、以下のようになっており、「両手打ちバックハンドの青写真」コースとほぼ同じです。
01.プログレッシブ・システム
02.基本
03.コア・ドリル
04.よくある問題と矯正方法
05.スタンス
06.上級者用ビデオ
07.ボーナス
01.のプログレッシブ・システムについては、以前の投稿を参照願います。バックハンドもフォアハンドも、テクニックを習得する方法は同じです。
プログレッシブ・システム:フロリアン・メイヤー
02、の基本編から、05.のスタンスまでを、紹介します。有償のコースですので、要点のみです。
基本-01 基本編のイントロ
しっかりとしたフォアハンドを身につけるために必要な、基本の詳細についてのコースです。段階を踏んで、しっかりとしたフォアハンドを身に付けるためには、どのようにしたらよいか説明します。
多くの人は、フェデラー、ナダル、ジョコビッチらの打ち方を見て、真似します。世界レベルのフォアハンドは、この10年間で進化しました。しかし、通常の人のレベルで、彼らの打ち方を真似るべきではありません。
打ち方の基本は、変わっていません。まずは、基本から始めるべきです。基本の打ち方を、要素ごとに分解し、ひとつひとつ説明していきます。
基本は、どのようなスピード、どのような角度で、ラケットがボールに当たるかということです。このことは記憶に留めておいてください。
現代のフォアハンドということで、プロが打つフォアハンドを理解したいのなら、スーパースローのビデオを見る必要があります。通常のスピードのビデオを見て、フェデラーやナダルの打ち方を真似るのは、あまりよい考えとはいえません。
極端に厚いグリップで、ウィンドシールド・ワイパーのスウィングを真似しても、基本は身につきません。
基本を身につける段階で、最も進んだテクニックを期待しないでください。
このコースで教えるフォアハンドの基本は、伝統的なものに見えるかもしれません。スーパースローで、このコースで教える基本要素を説明します。
しっかりとしたフォアハンドは、ユニットターンから始まります。上体を回転させますが、腕はほとんど動かしません。これは重要です。
ここから、ニュートラル・スタンスをとります。フォアハンドの基本では、ニュートラル・スタンスを使用します。振りぬきやすく、目標に向かって伸長できるからです。
次にラケットは、スロット・ポジションに移動します。ラケットは体に近く、後ろ足の膝あたりに位置します。両足の膝は曲がっています。
ラケットはコンタクトに向けて、インサイド-アウトの軌道を描きます。インサイド-アウトとは、体の近くから、体から離れたところへという意味です。
コンタクトの前後では、ラケットは前方かつ上方へ動き、トップスピンを生み出します。
さらにラケットは、ハイ・フィニッシュ・ポジションに移動し続けます。
体も伸び上がり、重心が前方かつ上方に移動しているのもわかるでしょう。
このフォアハンドの基本の打ち方は、比較的短期間で、しっかりとボールを打つことができるようになります。この打ち方をマスターしてから、オープン・スタンスや、手首を活用してラケットのスピードを上げる方法などをお教えします。
基本をマスターするまでは、最新の打ち方など気にしないようにしてください。基本の習得にはそれなりに時間が必要です。短期間ですべて完璧になれるなどということは、期待しないでください。
以上
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