2016年1月31日日曜日

フォアハンド:テニスの基本の開錠(その1):ジェフ・ソルゼスティーン

フォアハンド-01 グリップ

セミ・ウエスタン・グリップ


セミ・ウエスタン・グリップについて、みていきましょう。ストリングの面は、写真のスクリーンと平行です。こちらを向いているグリップの最も幅の広い面に、掌の底を置きます。



人差し指の根本の関節は、一番広い面より右側のグリップの面に位置します。また、親指と人差指の形作るVの字は、一番広い面より左側の面に位置します。



掌は角度をつけてグリップを持ち、グリップ・エンドが隠れるようにグリップの下の方を持ちます。こうすることで、梃子の力を利用することができます。




セミ・ウエスタン・グリップでは、上の写真のように自然にラケットの先端が少し落ちます。これにより、ラケットを振りぬいた時に自然にトップ・スピンがかかります。

掌に角度がついていること、人差し指が離れていることも確認してください。



上の写真は、後ろから見たところです。親指が中指の上にあります。


イースタン・グリップ

私は、セミ・ウエスタン・グリップを推奨しています。イースタン・グリップのプレーヤーは多いですが、ぜひセミ・ウエスタン・グリップにトライしてください。ただし、どうしてもグリップを変えられない人のために、イースタン・グリップについても説明しておきます。



人差し指の付け根の関節は、最も広いグリップの面に位置します。



上の写真でわかるように、イースタン・グリップでは、ラケットの先端は下を向きません。掌に角度をつけて持つこと、人差し指を離すことはどのグリップでも共通です。イースタン・グリップでは、セミ・ウエスタン・グリップに比べて、トップ・スピンの量が減ります。



後ろから見た写真です。

以上


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