2016年1月14日木曜日

フォアハンドの青写真(よくある問題その8):フロリアン・メイヤー

よくある問題-08 回転しすぎ

回転のしすぎは、今日、より多く見られるようになってきました。プロの真似をするのが原因と思われますが、プロが回転を多く使う状況を誤解しています。また、多くのコーチが、上体の回転をパワーの源として使うように指導することが多くなってきています。

回転を多く使うようになってきていますが、どのような状況で使うのかを理解してください。強烈なトップスピンの高く跳ね上がるボールに対処する時です。リクエーショナル・テニスのレベルでは、よりコントロールされた上体の動きを使うほうが適切です。



上の右の写真では、回転を使おうとして頭が前を向き、右肩は左肩より前に出ています。これではフレーム・ショットが多くなります。

矯正方法

いつものことですが、スピードを落として、矯正したい部分に焦点あてて、取り組んでください。

焦点を当ててほしいひとつ目は、コンタクトでの肩の角度です。右肩は左肩よりほんの少し後ろか、同じになるようにします。素振りで、コンタクトの姿勢で一旦静止し、肩の角度をチェックしてください。



もうひとつは、コンタクト・ゾーンに視線を留めることです。こうすることで、下の写真のように回転し過ぎることを防げます。



以上

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