2016年1月4日月曜日

フォアハンドの青写真(基本その4):フロリアン・メイヤー

基本-04 ニュートラル・スタンス、スロット・ポジション、インサイド-アウト・スウィング

ユニット・ターンが完了して、下の写真のような姿勢をとっています。左腕は、ベースラインとほぼ平行、右腕はほぼ肩の高さです。



ラケットは高いところに構えます。ここから下に降りていくことで、ラケットのスピードを増すことができます。低い位置からでも打つことは可能ですが、スピードが少し落ちます。ほとんどのトップ・プレーヤーは、高い位置にラケットを構えます。

ここから、左足を前方に踏み出して、ニュートラル・スタンスを取ります。両足の位置関係は、サイドラインとほぼ平行になります。下の写真です。



ニュートラル・スタンスを基本とするのは、目標に向かって振り抜けるのと、腕の伸長がしやすいからです。これにより、ボールを深く打つことができます。

ラケットを下方に振り始め、スロット・ポジションを通過します。ラケットは右膝の近くにあり、グリップエンドはボールが飛んで来る方向を向きます。下の写真です。



そして、コンタクトに向けて、インサイド-アウトにスウィングします。ラケットは体の近くから遠くへ離れて動きます。この時、体は上方に動きます。この動きにより、トップスピンを生み出し、ボールにエネルギーを与えることができます。


以上


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