2014年7月18日金曜日

サーブのトロフィー・ポジション

サーブのトロフィー・ポジション
(カテゴリー:テクニック)

またまた、ジェフ・ソルゼスティーン(Jeff Salzenstein)です。
テニス・サーブ・シークレット(Tennis Serve Secrets)というオンラインプログラムのプロモーションビデオの内の一つです。

ジェフ・ソルゼスティーンのウェブサイトはこちら。
http://www.jeffsalzensteintennis.com/


トロフィー・ポジション


モデルとしてマッド・マックスに来てもらっています。すでにトロフィー・ポーズをとっています。彼はこれを何回も行っており、コンセプトを理解しています。トロフィー・ポーズで何が起こっているか感じています。リラックスして、マックス。トロフィー・ポジションでは多くの間違ったことが起こります。ポジションという言葉を使いましたが、そのことについて少し考えてほしいと思います。ポジションです。空間の中の体がどのように感じられるかを理解し、それを行えるように自分に対して教えられるならば、サーブを再構築し、テニスを再構築することができます。
トロフィー・ポジションはサーブにおけるその場所になります。これは中間点です。一度セットアップを基礎として習得したとすると、これは中間点です。

最初に見ることは、しばしば腕が伸びてしまうことです。腕を伸ばして高く上げてみて。トロフィーポーズをとって。ここは直線的にしてみて。よく見かけます。腕が伸びて、肘が高い位置にあります。これはぜひ修正したい項目です。リラックスして。
他には、肘が低くて、体にくっつき、肩の回転がない場合があります。やってみて。こんな感じです。肘がもう少し高い位置になければ、ボールを打つために腕が適切な位置に動くことは不可能です。もしこの肘の高さで打つとすると、体のまわりを回ってボールをスライスすることしかできません。
肘のポジションを修正できなければ、肘を正しい高さにして適切なポジションをとれなければ、サーブをうまく打つことはできません。高すぎても低すぎてもうまく機能しません。テニス・サーブ・シークレットのオンラインプログラムでは、このポジションを正しく習得するためのドリルを提供します。リラックスして。これが最初の項目です。肘を正しい位置にセットして下さい。

もう一つ話しましょう。ラケットを開きすぎる場合があります。トロフィー・ポジションでラケットがこのように後ろに開いてしまうということです。パンケーキ・グリップのようにです。このようにラケットをクロースにしなければなりません。垂直でもかまいません。垂直からここまでの間は大丈夫です。これ以上開いた場合は、うまくいきません。ラケットを上げてトロフィー・ポジションに入って行く時には、ラケットを閉じた状態で始めてください。マックスがやったことが分かりますか。彼はラケットをこの位置に持ち上げて、トロフィー・ポジションではこの位置になっています。早い段階で後ろに開いたりはしません。ラケット・ドロップの段階では開くことになりますが、今はトロフィー・ポジションの段階です。

下半身について少し話しましょう。膝を曲げた時にお尻を後ろに突き出してしまうと、お尻を前に保った状態でサーブを打つようにはうまくいきません。マックスが、サーブでよく見かけるスクワットをやってみます。お尻を後ろに突き出します。この姿勢を非常に多く見かけます。腰を前方に押し出して尻尾が離れない状態にすることで修正できれば、大いに役に立ちます。

このポジションについて理解してほしいことがひとつあります。これを可能にするためにもうひとつ必要なことです。理解していないためにこれをやらない人もいますが、肉体的な強さが足らない場合もあるということです。コアの強さ、太ももの裏の強さが足りないということです。筋力トレーニングのプログラムに向き合う必要があります。タック・ザ・テールの姿勢がとれれば、腰を少し前に出すということですが、サーブを打つ準備としてのとても良いトロフィー・ポジションをとることができます。




横からのトロフィー・ポジションをお見せしたいと思います。ラケットを振らない方の手、腕から始めます。マックスがトロフィー・ポジションをとります。こちらの腕がどのように伸びているかわかるでしょう。これは大事なことです。多くの場合、手はこちら側に向いていたり、こちら側を向いていたり、下に落ちて横を向いたりします。しっかり伸ばして、手の平から稲妻が発生しているような感覚を感じる必要があります。稲妻が天を仰ぐ感覚です。それが必要とされる伸長を生み出します。マックスには少し休んもらいます。長くポーズをとってもらうことが結構あります。

次は、トロフィー・ポジションで腰がどのようになるか見てみましょう。トロフィー・ポジションをとってみて。腰は少しだけ前に張り出してベースラインを超えています。正しくできていないと、お尻を後方に突き出してスクワットし、腰は前にでてきません。腰を前に押し出して、タック・ザ・テイルを前方に対して行えば、力強いポジションを確保できます。とても良く見えます。

次に下半身、膝について話しましょう。プレーヤーとしてテニスをしている時には気づきませんでしたが、コーチを始めてから気がついたことです。ビデオの詳細解析、体の使い方の研究から、膝を内側に寄せる人がいることに気が付きました。膝を内側に寄せたポーズをとってみて。これは体を空中に飛ばせるには十分でない姿勢です。こちらの膝は少なくとも足の人差し指の前になければいけません。後ろ側の膝は同様に足の人差し指の外側になければいけません。地面をけってジャンプするまではです。

体の向きを正しくとって下さい。毎日正しいポジションを練習して下さい。そうすることで、あなたのサーブを変革できます。皆さんがトロフィー・ポジションについて理解を深めるように、5分程度で説明しました。短いですがあなたを助けるディテールについて考え方を示しました。トロフィー・ポジションが正しくとれるようになり、汚れたおむつを含むセットアップができるのであれば、サーブを打つ準備ができたということです。サーブを思うように操れるようになったということです。

(完)

20141230 著作権チェック ○



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