2014年7月11日金曜日

キックサーブの初期の練習の仕方 キチャナイおむつ大作戦

キックサーブの初期の練習の仕方 キチャナイおむつ大作戦
(カテゴリー:テクニック)

現時点で私が最も信頼をおいている、ジェフ・ソルゼスティーン(Jeff Salzenstein)のユーチューブに公開されているサンプル動画です。

元のユーチューブ動画はこちら。
https://www.youtube.com/watch?v=j34COa_LFKg

ユーチューブチャンネルはこちら。(大量のサンプル動画があります。)
https://www.youtube.com/user/TennisCoachTV

ウェブサイトはこちら。
http://www.jeffsalzensteintennis.com/

DVDではなくオンラインのレッスンコースとして、サーブ、フォアハンド、バックハンド、スライス、ボレー、バギーウィップのコースがフットワークも含めて販売されています。また、テクニックだけでなく、フィジカルトレーニングの内容も豊富です。




「汚れたおむつ」について話します。なぜ「汚れたおむつ」と言うのかというと、昔私がこのコンセプトを幼い少年に教えた時、終わりの状態が弟の汚れたおむつを持っているような感じだと彼が言ったからです。それからこれを「汚れたおむつ」と呼んでいます。
トップスピンサーブを習得したいという人々には、これはとても良いドリルです。最初にこれを言わせてもらいます。
12~13歳以下のまだ小さな子どもで、肩に痛みを感じたり、どこかおかしいと感じるようなら、このドリルはすぐに中止して、フラットやスライスを練習して下さい。
正しいやり方で、体がリラックスしていて、ゆっくりとやれば、問題はないはずです。このことを覚えておいて下さい。
もう一つ指摘しておきたいのは、フィニッシュの時右側で終わることになりますが、腕を伸ばした状態でフィニッシュする傾向が見受けられます。これもストレスを引き起こします。最後はこんな風にリラックスして終わることがとても大切です。
このドリルは立った状態でも、地面に膝をついた状態でも行えるドリルです。地面に膝をついて行う理由は、正しい体の使い方を学んでもらうためです。非常に多くのサーバーは、ネットの方向を向いているため、ラケットが体を横切り、スライスを打ってしまいます。サーブを打つ時横向きを保つことを学び、肩をこのように傾けることを学べば、こんな風に正面を向くのではなく、こういう風に肩を傾けるようになれば、ラケットの通る道、動き方を正しく学ぶことができます。
トップスピンサーブは、プロネーションをして終わるフラットサーブとは違います。フラットの場合は、ラケットフェイスが外側を向きます。トップスピンの場合、スウィングをして終わった時には、ストリング面が自分の体の方向を向きます。上に向かってからボールの上を回って降りてくる感じです。上に向かってスウィングしぐるっと回って降りてくる感じです。

膝をついた状態で「汚いおむつ」をやってみます。両膝をついてもいいですし、後ろ側の膝はこのようにして後ろ足を地面に付ける形でもいいです。両膝をついた状態でやってみます。
これをやることで学んで欲しいのは、トスが右側になると、それを追いかけてスライスになります。こんな風に右側にラケットがでます。トスを頭の上にあげれば、「汚いおむつ」の感覚を得ることできます。こういう風に頭の上にトスを上げて下さい。
膝をついた状態では、トスの位置を学ぶことが一番大事になります。トスが前側になるとそれを追いかけて、ラケットが地面にあたります。また、リラックスして肘がこのように曲がった状態で終わるのがいかに難しいかがわかるでしょう。多くの人は腕が伸びた状態で、ラケットが地面についてしまいます。これを変えるのはとても大変です。ですから、膝をついた状態で練習してもらい、学んでもらいます。
とてもシンプルです。一度動き方を体に覚え込ませれば、否定する人もいるかもしれませんが、気持ちのいいものです。なぜなら、基本的にはボールを空中に飛ばすだけだからです。
チェックポイントとしては、ここからスタートします。ストリングは打ちたい方向に向けます。この位置ではありません。背中を掻くような位置でもありません。ここでリラックスします。リラックスして、トスを上げ、ここでフィニッシュします。肩を傾ければ肘がもう少し上がります。ここからスタートし、頭の上で、肩を傾け、ストリングはこの向きになります。これです。
長くこの状態を続けたので、肩に緊張が走っています。肘を高く持ち上げていたためです。
これは時速100マイルのスウィングではありません。正しく行えれば、気持ちよく感じられるはずです。これがトップスピンサーブを初めて習得する時の方法です。

立ってみましょう。感覚がわかってきたら、立って同じことをやってみてください。今日覚えてほしいことは、時間をかければ誰でもトップスピンサーブを習得することができることです。最初は膝をつくところから始めて下さい。キーポイントは、どういう風にスタートするか、もちろんグリップはコンチネンタルグリップから少しバックハンドよりにして下さい。正しい位置にラケットをセットして初めて下さい。トスは頭の上にアーチを描くように上げて下さい。コンタクトする位置を見つけて下さい。ここです。一緒に仕事をしている別のコーチは、後頭部の髪を櫛でこすり上げるようにスウィングするように教えています。腕を頭に近づける必要はありません。後ろ側ですが、頭の後ろををこすり上げて下さい。とても良い比喩です。そしてストリングが自分のほうを向くように体の右側でフィニッシュして下さい。
「汚いおむつ」ドリルを楽しんで、試してみることをお勧めします。

以下省略。

(完)

20141230 著作権侵害チェック ○

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